FISHERMAN

ニュージーランドのヒラマサ

2007/11/2028

ハカタネの港町

港の出入口に立つ女性の像

水深70m海底付近でヒット!走らすとラインブレークするのでラインを止めた。

20m浮かせたところで、5m走らせて止める。根から離しながら

ぼくもオープンになっているゲート前で、真っ向勝負!

ヒラマサは凄い力だ。前は海、後がない訳ではなく、前がない。

“ひざを痛めているぐらいがちょうどいい!”と言ったことを

少し反省しながら、全力でファイト。

今釣紀最大ヒラマサ、横より幅の方が太い。本当に嬉しい!!

SPINOZAShort5121+SMP8130lb+スーパーステルス170lb

ANDAMAN250ブルーイワシ+SSアシスト40+紫電10/0

 

はこさんの最大魚!いきなり初日に出た!!v^^)

REDTail60ベイト+PE5+スーパーステルス170lb+ANDAMAN250+紫電10/0

ソフトマッチョなヒラマサは、持つのも楽だ。

テスト中のフロントヘビーダイヤンモンドジグ220gはこさんが良いサイズを釣り上げた。

 トカラブルーイワシ

重量バランスは、フロント6リヤ4で4面体

「ブルブルよじれる感じで面白いね。」と、はこさん

「オーソドックスなダイヤモンドジグを46のフロントヘビーにし、曲面と平面で4面体を作ったの。」

「これの名前はなに?引き重りが少ないね。」 

「まだ、決めていない。」・・・・・・・。

「ホワイトアイランドにちなんで、ホワイトジグてのは?」

「悪くないね。アンダマン、マラド、ホワイトか」

昼休み後、トップで遊ぶ。LongPEN10が良い感じだ。

 

3日目は、雨風が強い、そうそうに引き上げる。

最終日、水深300mオーバー東京タワージギングを楽しんだ。

こいつはジェムフィッシュ

 

 

 

コメント

ニュージーランドへ出発前に、むかし山登りで痛めた左ひざが悪化した。

ぼくは、いつものように楽天家を決め込み、

ひざを、あんまり曲げなければ、まぁなんとかなるだろう!と

金属フレームの入ったサポーターで固定して出発、

50を過ぎてくると、体のどこかに不具合が生じる当たり前で

どうつき合うのか、どう考えるか、なのだ。

オークランドから小型機で40分、ニュージーランド東海岸のハカタネに

着く。そこで誕生日をみんなが祝ってくれた。

次の日の早朝、花々が咲き乱れる初夏のハカタネ港を出た。

 

ニュージーランド東海岸には

南氷洋からオキアミの大群が押し寄せた。

中でもこのホワイト島周りは、海の中がオキアミだらけ!

魚探にもびっしりと大群の層があって、海底が映らないほどだ。

ジグがオキアミの層に入るとジグが重く動かなくなるぐらいだ。

魚たちは、完全にオキアミモード!

そんなこんなでも、なんとか良いサイズのヒラマサが

釣れたことを釣り神に感謝しなければならない。

 

最終日、前日の時化で港から出られなくなった。

ハカタネの港は、川の河口にある。自然との調和を重視するニュージーは

防波堤や護岸をあまり作らない。結果、うねりと波で、港の出口がふさがれる。

なんとか、波の合間を練って出港

太陽がだいぶ高くなっていたので、深場へ

はじめ水深200mを考えていたのだが、

ポイントは250mオーバーと船長が言う。

開き直って、ポイントへ・・「水深292m!」と軽く言われて、びびった。

それでも慣れてくると300を越えないとつまらない。

自分ながら人間は不思議なところがあるなと思った。

落として巻いての繰り返し、釣りは自分の力でやってなんぼ!なのだ。

と再確認できた釣行となった。

 

 

F・スズキ

 

 

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