55回
サイパン釣紀行
プロローグ それが、大きすぎてボートに上げるのに3人がかりだったらしいですよ!」 |
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サイパン島へ |
一番の繁華街、カラパン 観光客の8割以上を占める日本人はそれだけ“御上”に弱いのかと思うと、いささか情けなくなった。10名の男が、ぞろぞろと歩いていると20mおきに多方面の”お声”が掛かる。 |
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テニアン島へ きれいに整った港には、30艇あまりのクルーザーが浮き、浅橋にきちんと並んでいる。 |
サイパンは ちょうと、ぼくらの泊まっているホテルの前に巨大なタンカーのような貨物船が2艇停泊していた。 ちなみに戦車、装甲車など 1400両、あとは大嶋君の言うとおりである。 |
サイパンと日本 ちなみに、今の戦争においては10万の軍に対して後方支援部隊は50万とされる。 人口割合では45%フィリピン人、アメリカ人10%、韓国人4%、そして日本人1%(約1000人)である。 |
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マッピリーフの高波 名古屋では大雪が降っているという。2月の北半球は、どこでも冬というわけで、ここサイパンも例外ではないらしい。 7時30分に港に行くけれど、沖は波が高くなってきている。けれど、晴れているので出港した。50ft近いクルーザーは、アップデッキまで波をかぶりながら、北上してゆく。目指すは、サイパンの北端から東北10マイルに位置しているマッピリーフ。大嶋君が6発連続で切られた場所である。 |
釣りも泣く子と風には勝てない |
バンザイ岬 決して「バンザイ!」なんて叫ばなかったに違いない。ぼくは、黙って手を合わせると、グワーという音が一瞬、消えたような気がした。 |
旅の問い合わせ ワンダーブルー03-5433-7221(担当・東) |